曲 目 |
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商品番号 | JMCR-0015 |
発売日 | 2012年08月06日 |
CD価格 | 500円(税込) |
販 売 | Official Online Shopで購入 |
配信/サブスクリプション |
配信先リンク一覧
※ダウンロード販売価格、及びサブスクリプション価格は各社サービスの決定するところでありJOY MUSIC RECORDSの関わるものではありません。 |
Promotion Video | |
解 説 |
Enter Musicとは音楽とは演奏するものです。当たり前の話ですね。もうちょっとしゃれた言い方をすれば「奏でる」という美しい動詞が日本語にはあり、英語で言うならば「Play」ということになるのでしょう。「play the guitar」「play the piano」、中学の英語の教科書に書いてあった気がします。 しかし、今冷静に自分の音楽制作環境をみてみると、そうした一般的な「演奏」や「Play」とはかけ離れたものだということに気づかされるのです。A to Zの音楽制作はほぼ、パソコンと向き合うことで成立します。パソコンの画面上にある五線譜に音符を入力していくことで作っています。それはときにはベースの音であり、ときにはピアノの音なわけです。もちろん歌声やギターは生の音をパソコンに録音するのですが、それすら楽曲というひとつのプラモデルの部品を作っている気持ちになることがあるのです。 そこで気づきました。これはもはや「演奏」ではなく「入力」なのだと。「Play」ではなく「Enter」なのだと。それが今の自分の姿ならば一度謙遜も侮蔑も驕りもなく、素直な概念として自分の音楽を「Enter Music」と名乗ってみたいと思ったのです。ですからこの「Enter Music」という言葉は単に1枚のCDのタイトルであるだけでなくA to Zのこれまでとこれからの音楽制作の象徴的なキーワードになると思っています。 なにやら観念的な話をしてしまいましたがようは単なる音楽です。Musicです。でも、音楽家がタイトルに「Music」を冠するというのはちょっと自信のあらわれだったりします。 |