Enter Music
2012年08月06日 Release
5th Album

『Enter Music』

オンライン歌詞カード
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Track List

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  1. Entrance
  2. しおり [Photograph Tucked into the Book]
  3. ネズミ [The Most Famous Mouse]
  4. Enter
  5. あなたは知らない [You Don't Know]
  6. チエノワ [Circle of Wisdom]
  7. 人生のテーマソング [Theme Song of My Life]
  8. ハルカゼノート#1 [Spring Notebook]
  9. Exit

All Words and Music by Jun Mitamura
Arranged by Jun Mitamura

1 Entrance

4曲目の「Enter」からボーカルトラックボーカルトラックのみを編集してアカペラにしてみました。こういう自由さこそEnter Music。アルバムのスタートを告げるファンファーレです。

2 しおり [Photograph Tucked into the Book]

本棚の隅っこには しおりを挿んだままの 古い小説が眠ってるよ 君に借りたままの よく見ればそのしおりは あの頃撮ったフォトグラフで 少し色褪せて見えるけれど 変わらないあの笑顔 ほったらかしにしといたから あらすじから忘れてしまってた もう一度 読み返そうか? 今度は最後まで まぶしい季節に目をそらしても 何も変わらない 最後のページ 知ってる君は僕より大人だった 伝えたい言葉がいつも言えずに はにかんでいた どこまでも続く空が青くて ページをめくってみれば なんてことはないストーリー だけど思い出すのは Woh あの頃の僕らのこと 無邪気で危うげでずるくて いつもそこにいれば笑えてた そして僕は思い出した しおりをした意味を 「忘れたい」でも忘れたくないから 時間を止めて ずっと変わらずいられるように写真を挿みこんだ あっけなく 魔法は解けてしまって それからはもう 振り返る余裕もない日々で まぶしい季節に目をそらしても 何も変わらない 最後のページ 知ってる君は僕より大人だった 伝えたい言葉がいつも言えずに はにかんでいた どこまでも続く空が青くて 今ならばもう 最後まで読んでも胸は痛まない
先行配信曲。アルバム収録にあたり、若干のサウンド上の修正を加えております。軽快なポップナンバー。

3 ネズミ [The Most Famous Mouse]

足りないものばかり 数えてんだよ 誰かがあがってくのを ながめてるババヌキ うまいカードを すんなり引けやしないかと 都合のいい場面を いつも想像していた 例えば 世界で一番有名なネズミのキグルミに身をつつめば 世界中の人々から愛されるだろうか 中身はみにくい僕だとしても 現実の僕は マンホールの下で 誰にも知られずに暮らすただのネズミだ 光の届かない 閉ざされた世界で 上にいるヤツらを 下に見たかったのかも 例えば 世界で一番有名なネズミの正体が僕だったら 世界中の人々が失望するだろうか 中身は変わらず僕だとしても 人の勝手をさらしあげ 自分の勝手を棚に上げ 愛されたい 認められたい 愛されたい 認められたい 欲望と臆病を出したり引っ込めたりする ズルイ生き物 例えば 世界で一番有名なネズミのキグルミに身をつつめば 世界中の人々から愛されるだろうか そして今日も 僕はマンホールの下のネズミ ただのネズミ
テーマは「妬み」。こういうドロドロした感情は書いていて楽しかったです。自己を否定し、他人を羨ましがる感情に対して最後に「今日もただのネズミ」と歌うことはわずかながらの自己肯定になると思う。ストリングスを絡めたサウンドはJ-popの王道ですね。

4 Enter

うまいこと言おうとマイク持ちライム するけど彼女今日もまたブルー でも何かおニューなこと始めたい そうじゃない? Yesなら手を上げろ 「正式な名前はリターンキーだ」 なんて訳知り顔でドヤるヤツ そんなこた知らない 意味ない 僕が欲しいのは 進むためのボタン 叩くように押せよ(押せよ) 叩くように押せよ(押せよ) 叩くように押せよ(押せよ) 叩くように押せ! Enter a new world Enter a new age Enter a new world Enter a new age 付け焼刃のプログラム どうか正常に作動せよと 願い叩く最後のEnter ・・・そしてまたエラー そうそううまくはいかないライフ だからこそ日々努力し続けたい 頭の中にある素敵なこと まんべんなく君に伝えたい 無論Back SpaceもDeleteもあろうが リセットはしないと決めてるのさ 着実に書き連ねたこの思い 伝えるため押すこのボタン 叩くように押せよ(押せよ) 叩くように押せよ(押せよ) 叩くように押せよ(押せよ) 叩くように押せ! Enter a new world Enter a new age Enter a new world Enter a new age 付け焼刃のプログラム どうか正常に作動せよと 願い叩く最後のEnter ・・・今日もまたfailer 叩くように押せ! Enter a new world Enter a new age Enter a new world Enter a new age 積み重ねたプログラム いつか新しいドアを開き そこでまた及びもつかぬ 困難が待ち受けていようと ひとつずつ学べばいい たとえまた打ちのめされようと 希望を込めて叩くEnter いつの日か! つかみとれサクセス
積み重ねていくことの難しさと大切さをうたった歌。なんとラップを試みております。一人二役ですね。 でもヒップホップ的な音ではなくてブラスを絡めた華やかで軽快なサウンドにしてみました。 ちなみに最初にキーボードをカタカタする音が入っていますが今思うと録音するときに適当に打ちすぎました。 最後は勢い良くエンターキーを「ッターン!」と打っています。

5 あなたは知らない [You Don't Know]

あなたは知らない ふたりで眠りにつく夜 先に寝息をたてるのは いつもあなただってことを あなたは知らない その音聞きながらわたし この先のしあわせと 不安を考えているの 君は知らない 僕の密かな決意を やめたのはギャンブル、酒 始めた少しの貯金 君は知らない 君が思っている以上に 僕が君との未来を 待ち望んでいることを さまざまな想いを飲み込んで 夜は更けてく さまざまな想いを飲み込んで 街に溶けてく わたしは知ってる あなたがお酒をやめたこと それがきっとわたしの ために決めたことだってこと 僕は知ってる 君は料理が得意じゃない それでも僕より先に 起きて朝食を作る さまざまな想いを飲み込んで 朝を迎えたら また新しい一日が 今日も 始まる 笑ったり ときにはケンカしたりしながら また君を知っていく 昔の友達が見たら嘲笑うかもな ふたり 変わっていく さまざまな想いを飲み込んで 夜は更けてく さまざまな想いを飲み込んで 街に溶けてく さまざまな想いを飲み込んで 朝を迎えたら また新しい一日が 今日も 始まる
男女それぞれの視点が交互に入れ替わる歌。恋人同士でも家族でもお互いの全てを知っているわけでも分かるわけでもない。でも分かりあおうとすることで毎日は続いていきます

6 チエノワ [Circle of Wisdom]

誰かが持ってたチエノワ 触れば触るほどこんがらがって 最初のうちならマシだったのに 今じゃどうしようもなくなったところで 手渡されてしまった ちくしょう ふざけんなよ ちくしょう ふざけんなよ ちくしょう ふざけんなよ ちくしょう ふざけんなよ そして 僕はさらにこんがらがっていく チエノワを持て余して どうしようもなくなったところで 誰かに擦り付けちまう Who oh oh... Who oh oh... ちくしょう ふざけんなよ ちくしょう ふざけんなよ そして 僕はさらにこんがらがっていく チエノワを持て余して どうしようもなくなったところで 誰かに擦り付けちまう 終わりにしなきゃいけないものが この世には多すぎるんだ 僕と君と君の知恵を集めて 今 大きな輪をつくろう Who oh oh... Who oh oh...
解決しがたい複雑な問題をチエノワに例えたわけですけど、裏のテーマは「世代間問題」です。年金をはじめとした社会保障制度、あるいは原発の問題。豊かな生活のために先送りにしてきた数多くの問題に私たちは苦しめられ、さらに大きな苦痛と責任を未来世代に残そうとしている。私たちは被害者であり加害者です。あまり感情を前面に出すことをよしとしない私の歌詞の中で「ちくしょう ふざけんなよ」という率直な叫びはそのもどかしさをあらわしています。

7 人生のテーマソング [Theme Song of My Life]

誰もが思いつきそうな単純なメロディと 使い古された常套句みたいなメッセージ 特別じゃない平凡な僕がうたうのは きっとどこかで聞いたことあるような歌 未完成だし あやふやだし 寝て起きたら忘れちゃってたり 人生のテーマソングは きっとそんな風に 作られていく 紆余曲折ある生涯を 彩るように響くファンファーレ わかったような顔で妙に冷静を装って いつでも心揺さぶられて笑われる 安っぽい昔のドラマの再放送にだって 涙腺をゆるめてしまう休みの午後 うれしいこと 泣きそうなこと いろんなことが僕を作っていく 人生のテーマソングは いつだってそばで鳴り響いている 喝采は期待しちゃいないけど 歌い続けるだろう 未完成のメロディ 「今はまだ人生を語らず」 基本僕だってそう思ってんだけど・・・ 人生のテーマソングは きっとそんな風に 作られていく 紆余曲折ある生涯を 彩るように響くファンファーレ 誰もが踊りだしそうな最高のメロディと 世界中の人が涙を流すメッセージ そんなたいそうな音楽は作れないとしても 今日も僕はここで歌っているから よければとなりで聴いて笑ってよ
音楽を作るものとして率直な心情の吐露であると同時に、10年目の決意表明と言ってもいい曲。ボーカルを若干歪ませて独特な音にしてみました。

8 ハルカゼノート#1 [Spring Notebook]

季節はずれの雪が 冬にサヨナラ告げる ほどけかけた靴紐を 君は結びなおして 踏み切り行過ぎる 電車を見送れば 君はまた君の一歩を 歩き出すだろう 繋がっていられることのたやすさを 振りほどいて くちびるかみ締めて どこへ行くのだろう 僕は 何を求めるのだろう 君のいないところで 答え探すと決めた心とうらはら 春風がやさしい 迷いなく踏み出した 君がいつか不安を 抱え込んで立ち止まっても それは僕も一緒さ 安易な励ましを 君は求めはしない だけどいつも心の中で 君に祈り続けよう ふと立ち止まるたび気付く靴紐を 何度でも結びなおし 歩き出そう どこへ行くのだろう いつもあやふや 風の吹くまま もしももう二度と会えないとしても 思う心はかたくな 春風がやさしい まだ少し冷たい風 これからの出会いに胸躍らせる どこへ行くのだろう 問いかけてもきっと答えはでてこない 進むべき道に 自分の足で踏み出せ いざ行け 恐れる心も友として どこへ行くのだろう 僕は 何を求めるのだろう 君のいないところで 答え探すと決めた心とうらはら 春風がやさしい どこへ行くのだろう いつもあやふや 風の吹くまま もしももう二度と会えないとしても 思う心はかたくな 春風がやさしい
春の卒業・新生活シーズンにぴったりの曲。CDに収録するならラストナンバーにしたいと決めていました。タイトルの「#1」は新しい1冊目のノートという意味で「#2」という曲があるわけではありません。「春風の音」というダブルミーニングでもあります。

9 Exit

まさにおまけ曲。セッション風の演奏が流れますがこれは「しおり」の最後の部分を加工したもの。コピーペーストできる音楽。これぞEnter Music。
音楽とは演奏するものです。当たり前の話ですね。もうちょっとしゃれた言い方をすれば「奏でる」という美しい動詞が日本語にはあり、英語で言うならば「Play」ということになるのでしょう。「play the guitar」「play the piano」、中学の英語の教科書に書いてあった気がします。 しかし、今冷静に自分の音楽制作環境をみてみると、そうした一般的な「演奏」や「Play」とはかけ離れたものだということに気づかされるのです。A to Zの音楽制作はほぼ、パソコンと向き合うことで成立します。パソコンの画面上にある五線譜に音符を入力していくことで作っています。それはときにはベースの音であり、ときにはピアノの音なわけです。もちろん歌声やギターは生の音をパソコンに録音するのですが、それすら楽曲というひとつのプラモデルの部品を作っている気持ちになることがあるのです。 そこで気づきました。これはもはや「演奏」ではなく「入力」なのだと。「Play」ではなく「Enter」なのだと。それが今の自分の姿ならば一度謙遜も侮蔑も驕りもなく、素直な概念として自分の音楽を「Enter Music」と名乗ってみたいと思ったのです。ですからこの「Enter Music」という言葉は単に1枚のCDのタイトルであるだけでなくA to Zのこれまでとこれからの音楽制作の象徴的なキーワードになると思っています。 なにやら観念的な話をしてしまいましたがようは単なる音楽です。Musicです。でも、音楽家がタイトルに「Music」を冠するというのはちょっと自信のあらわれだったりします。
Lead Vocal, Computer Programming, Acoustic Guitar, Electoric Guitar & Backing Vocals by Jun Mitamura Produced & All Songs Arranged by Jun Mitamura Recorded & Mixed by Jun Mitamura Recorded at Grow studio Mixed at Grow studio Mastered by  Jun Mitamura Mastered at Grow studio Art Direction & Design Jun Mitamura Photograph Jun Mitamura Sales Promotion Jun Mitamura (JOY MUSIC RECORDS) Thanks to My Friends, Families and All the People Who Love My Music!
joy-music-records.com